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2021.10.21
松坂投手、引退ですね。

写真は、昨晩の満月の夜空です。

家の窓から見える月とその月明かりに照らされる雲があまりにも綺麗だったので、

思わず家を抜け出して近所で撮りました。夜中の2時頃に。今日眠いです(笑)

10月19日は、松坂大輔投手の引退試合がありました。

この日の最速は118kmだったそうですが、高校の時から150km以上の速球を投げていたことを考えると寂しくもありますが、

高校時代から日本のプロ野球~アメリカのメジャーリーグ~また日本のプロ野球と、右腕を酷使して全力で投げ抜いたんだろうなぁ・・・と思いを馳せ、

素直に「お疲れさまでした。ゆっくり休んでください」と言葉を送りたいです。

なんたって「松坂世代」って、自分の名前を冠する言葉を作り上げられたりして、相当な重圧があったと思いますよ。

一庶民の自分には到底想像もつかないほどの(笑)

体の不調とか痛みといったものは、結局本人にしかわからないですからね。

故障後は年俸に見合った活躍が出来なくて、心無い言葉も本人の耳に入ってきていたと思いますが、

そこはスーパースターにしかわからない葛藤や悔しさがあったはずです。

 

1998年8月22日、甲子園で決勝戦が行われました。

「横浜 対 京都成章」戦です。

当時、前の会社に勤めていた僕は、前日急に何日か夏休みがとれることになったので(ブラックだな、おい(笑))、

「甲子園の決勝でも見に行こうかな、松坂投げるし」と思い、新横浜から新幹線に乗り込みました。

新大阪駅から阪神電車に乗り換えるとき、

既に梅田駅構内で「甲子園球場は満員です。今から球場に行かないでください」といったアナウンスが大音量で流れてました(笑)

しかし、みんなそんなアナウンスは無視して電車に乗り込んでました(笑)

とにかく外野席は無料なので、大量の人が外野席の通路になだれ込み、一昔前の小田急線の通勤ラッシュを軽く超える混雑ぶりでした。

普段、阪神戦や高校野球のテレビ中継の時に注意深く外野席を見ると、普通に通路は空いていてその両側に観客席があって人が座ってるんですが、

当日の映像を見ると、とにかく外野席全部、ライト側からレフト側までびっちり人の顔が見えてるんです。(バックスクリーンは除く)

甲子園の満員が5万人としたら、8万人は入っていたと思います。嘘です(笑)

暑くて汗でずぶ濡れ状態で、のどは乾くし飲み物はないし、もしあったとしても腕を動かして喉まで持ってこれないほどギュウギュウ詰めだし・・・辛かったです(笑)

帰りは混むと思って一応帰りの切符を買ってズボンのポッケに入れてたんですが、汗でビショ濡れで粉々になってました。

結局また買いました(笑)

それにしても甲子園の決勝戦でノーヒットノーランってすげぇな!(言葉汚くてすみません(笑))・・・まさに平成の怪物でした。

最後の打者を三振に打ち取り、振り向いて両腕でガッツポーズする松坂投手の姿、その瞬間を、遠く外野席の片隅から心のシャッターを切りました。